TBS日曜劇場『獣医ドリトル』ドラマ日記 その2(~1/31)
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2011.1.31
絵と本人は似るとよく言いますが、ハグベアも豹ベアもどちらも動物なのに、やっぱり井上真央さんと成宮寛貴さんに似ているのが不思議です。豹ベアにいたっては目も口も無いのに、逆にそれでミステリアスなオーラが出ています。ハグベアのまつげの長いぱっちりしたつぶらなお目目やはにかむような口もとも、本当にそっくり。すげかえ用に、ピンクナース服と黒ベスト服のベアブリックは無いのかしら。でも素体を買ってきて塗ってカスタムすれば。ムラムラ。でも仕事しないと。ムラムラ。


2011.1.31
漫画でもドラマでも、ドリトル先生は今にも絡みそうな長い足をもどかしそうに投げだして座っていましたが、ベアブリックは体の構造と足の長さの関係で、ちょこんと座っているのが可愛いです。


2011.1.30
1話の冒頭が目覚めた小栗旬さんの裸眼のアップから始まって、そこから眼鏡をかけて、ドリトル先生の全貌が現れる。そしてこの後、一度も眼鏡を外しません。「ドリトル・スイッチが入った」という感じの演出で、ぐっと来ます。


2011.1.30
TBSオンデマンドのトップページこちらの一番下のドリトルさんのところで、短いPR動画が見られます。2話の予告をちょっといじった感じ? 日が長くなってきたので、あの大きな木のシーンがますますみずみずしく見えます。青い空、白い雲、緑の木、赤い車と黒い人。子供がクレヨンで描いたような鮮やかな色が、絵本の表紙のよう。


2011.1.29
DVD発売まで、まだ1ヶ月半ほどあります。見逃しなどがあって待てない方に、こちらのTBSオンデマンドで、期間限定での視聴が可能です。どの話のサムネイルでもドリトル先生がふてぶてしいのに、なぜか2話はオフショットの笑顔の写真です。首をすくめているコテツが、最強に可愛いです。


2011.1.29
トップページの壁紙を変えました。バレンタインデーまで。


2011.1.28
ベアブリックの発送はもう少しかかるようですが、井上真央さんデザインの犬用リードは注文したらすぐに届きます。最終回あたりでドラマの中でも使われていたそうですが、どこだったのだろう。中型犬・小型犬用です。大型犬用はありません、ご了承ください。ピンクのリードは黒と金の組み合わせが小悪魔テイスト。黒いリードの骨の文字はピンクに見えますが実は赤なので、甘さ無しの男の子向けです。


2011.1.28
ベアブリックのヘッドには、銀のカニカンフックがついていて、黒いストラップパーツが接続されています。そのままストラップとして使うほか、カニカンフックのみでファスナーマスコットにするのも可愛いと思います。


2011.1.28
ベアブリック可愛いです。ドリトルベアが意外に色白。眼鏡は銀縁です。パッケージデザインはデザイナーさんがやってくれましたが、一応ちゃんと私とちくやま先生で監修しました。トロピカルな香りのする動物たちのパッケージは、やっぱり、こっそりサファリパークのお土産ショップにまぎれこんでいてもおかしくない感じ。特に成宮寛貴さんのヒョウ柄ベア。


2011.1.28
拙著「遺伝子・DNAのすべて」大増刷です。この本の表紙は生命の樹。生命の樹の根っこに吸いついているのが、ファージ……生命ならざる遺伝物質。生命はどこから来てどこへ向かうのか。背表紙の5枚の写真に、その物語を凝縮しています。そしてノベライズ版「獣医ドリトル」も、時を同じくして大増刷です。この機会に、あわせて学級文庫などにいかがですか。


2011.1.27
ベアブリックは、レゴ・デュプロ・フィグと互換性がありそうでありません。でもレゴ・デュプロ動物園ボックスは、けっこうサイズが合っているので、ドリトルベアと、ポニテのレゴ・デュプロ・フィグの女の子をゲットすると、鳥取動物病院のジオラマがレゴで作れる予定。レゴ・フェラーリを買って……黒ベストのウェイターのレゴ・フィグのウィッグを茶髪にすげかえれば、花菱先生も作れてしまいますね。ドリトル先生だけが熊ですが、そこは気にしない。そういえばハンズにコマ撮りアニメ用カメラが……いやいや、自重。


2011.1.27
ベアブリック、今日小学館にも届きました。担当さんが、小栗旬さんベアがかっこいいと言っていました。


2011.1.27
新刊「ネコにも描けるマンガ教室」ポプラ社・2/9発売。「魔王学校に俺だけ勇者!?(2)」HJ文庫・3/1発売。4月には小説が2冊出ます。ドリトル10巻は、5月か6月でしょうか。もうあと少しで通常営業ペースに戻せる予定。頑張ります。


2011.1.27
ベアブリック、今から欲しい方もTBSショップで購入できます。ロッピー予約のベアブリックは、まだ連絡メールが来ていないようです。少々お待ち下さい。


2011.1.27
あの忙しかった夏の日に、キャストの皆さんは撮影だけでなく、ベアブリックのデザインをしたり、La Booのためにイラストを描いたり、本当に忙しかったと思います。でもそのおかげで年が明けてからもちょこちょこと楽しみが続くので、嬉しいです。


2011.1.27
ベアブリックのデザインをしたのは、あの猛暑の夏だったので、小栗旬さんデザインのドリトル先生ベアはまだサンダルばきです。


2011.1.27
こちらは、成宮寛貴さんデザインのベアブリック。試作品よりも発色が良くて、スタイリッシュさが増した気がします。茶色系のバッグに映えそうです。


2011.1.27
こちらは、井上真央さんデザインのベアブリック。井上真央さんの飼い犬・ハグがモデルです。ハートの柄が、バレンタインデーに間に合いましたね。


2011.1.26
ベアブリックが2ヶ月も早く完成したらしい。そろそろ発送でしょうか?


2011.1.26
いや。千万両の白い招き猫は良いドリトルさんで、病院の中をよく探すと、億万両の小判を持った全身真っ黒で目つきの悪い大きな招き猫が隠れているのかもしれない。


2011.1.26
どこかに映っていたのかもしれませんが、気づきませんでした。後で、招き猫本体の姿だけ見ました。右手(お金を呼ぶほうの手)を上げて、小判を持っている白い招き猫でした。小判は千万両。億万両のインフレ招き猫もいる中、ドリトルにしては控えめです。


2011.1.26
何でも聞きたがる私ですが、聞くとプロデューサーさんは忙しいのに何でもきちんと調べて教えてくれるので、申し訳なくて(そしてあまりにもどうでもいい質問で)聞けなかったことがたくさんあります。たとえば、鳥取動物病院のどこかに置いてあるという招き猫がどこにあったのか、とか。


2011.1.25
原作のドリトルは、コーヒーを飲むためにわざわざ台所へ行っていますが、ドラマでは自室に電気湯沸しとお茶セットを置いています。カップラーメンを作りやすい状況ですね。原作では何かというといつもブラックコーヒーを飲んでいるドリトルですが、ドラマではお茶を飲んでいるか野菜をかじっていることが多かったです。


2011.1.25
ホジャの三人の弟子候補の話が好きです。「ワシが何を教えるのか知っているのかね?」一人目は「はい」と答え、二人目は「いいえ」と答え、二人とも門前払いされました。見事に弟子になれた三人目の答えは……?


2011.1.25
煮出して沈殿させて飲むトルココーヒーは、眠気をふっ飛ばします。トルコといえば有名な、賢者ナスレッディン・ホジャ。お茶目で飄々とした知性が魅力の、富沢教授のモデルです。


2011.1.25
今月中にスケジュールの遅れを0日にしたいですが、多分無理。せめて3日超過まで縮めたいです。いざというときにコーヒーが効かないと困るので、普段はカフェインレスコーヒーを飲んでいます。そろそろ普通のコーヒーを投入して、巻いて行かなくては。漫画家の井上いろは先生に、トルコのコーヒー豆をいただきました。これは、本当の最終兵器としてとっておきます。


2011.1.24
そして34ページの次号予告の情報は……土門勇蔵、登場です。ちくやま先生いわく、「役者が揃いましたね」。


2011.1.24
ビッグコミック最新号は、江姫の表紙。ドリトルは、クマのキュッピーの話の後編です。戦い合うクマたちが恐竜のように見えて、何億年も続いてきた生命の戦いに思いが至りました。ドリトルの厳しさ、花菱の優しさ、まだ若き彼ら自身にも迷いがあり、それでも乗り越えて立ち向かうべきものがある。自分で原作を書いたはずなのに、マンガを読んで泣かされてしまったちくやま先生の筆力に脱帽です。


2011.1.24
ドリトルは28歳なので、ドリトルたちが大学生だったころを知っている学生が、まだ大学に残っています。それで、3巻「重油汚染の浜辺」では、駆り出された6年生たちが「鳥取先輩」「花菱先輩」と呼んでいます。この6年生、8巻「人畜共通伝染病」でもエキノコックス検査に駆り出されています。ドラマでは水崎綾女さん達が演じておられました。


2011.1.24
ドラマの設定、ドリトルと花菱が28歳、あすかが21歳、これは原作と同じ設定です。ルミはドラマでは25歳ですが、原作では23歳。富沢教授は原作では56歳の現役教授ですが、ドラマでは定年を過ぎています。土門勇蔵は32歳で、順平は17歳です。


2011.1.23
マンガの場合、仕上がって担当さんに渡すのが打ち上げタイミングですが、そのときには全員疲弊しているのでさっさとお開きにすることが多いそうです。深夜にずれこんで帰りの電車がなくなったときは、夜食がてら打ち上げに行ったりするそうです。


2011.1.23
先週はポプラ社の新作が校了して、印刷所へ旅立って行きました。今週は次の本の校了があります。小説は、書き上げてもその後で校正作業もあるし、その後もイラストチェック、色校チェック、カバー折り返し執筆、書店POP書きや書店向けPR書きなどがあって、どの時点で完成というのが不明瞭なので、打ち上げをするタイミングがありません。校了時が完成なのかもしれませんが、校了は編集さんの仕事で作家は関係ないし……。ドラマの打ち上げが、はじめての打ち上げ経験でした。


2011.1.23
明後日はビッグコミックの発売日。ドリトルは熊の話の後編です。


2011.1.22
原作8巻「人畜共通伝染病」でレガッタを漕いでるヤングドリトル、コックスのヤング花菱がビビってサボっているので、ドリトルが他の仲間に号令をかけています。こんな細かい所なのに、昔から花菱を当たり前にフォローしていた感じが出ています。


2011.1.22
瞳さんが若きドリトル先生を餌付けしたお弁当、すごくおいしそうでした。野良犬のようなドリトル先生でしたが、エビフライを横から行くのがまた生存競争テイストがあふれていて良かったです。良い作品は本当に細かい所まで世界観やキャラクターが丁寧に作りこまれていて、見るたびに新しい発見があります。


2011.1.21
深い悲しみを抱きながらも不器用なまでに愁いに流されない、コモンマーモセットの赤井弁護士。彼女が持っているバッグの中身は結局ドラマ中では映されませんでしたが、実用重視の無印っぽいシンプルな文房具と缶コーヒーでした。スタイリッシュなキャリアウーマンなのにシアトル系ではない意外さ、若村麻由美さんの凛とした美貌とあいまって、たおやかで骨太な赤井弁護士のキャラクターを印象づけていました。


2011.1.21
セットや小道具も、見えない場所まで設定と造形が作りこまれていました。たぶん現場でどう使うか判らないから、すみずみまで作りこむ必要があったんだと思います。


2011.1.21
花菱先生といえば、院長室のハニカム本棚。今ごろ思い出しましたが、昔、どこかの医療機器メーカーが小さなハニカム飾り棚を販促商品として配っていました。お医者さんとハニカムは相性がいいのかも。


2011.1.20
ドラマ日記が膨大になってきたので、バックナンバーを「放送前」「放送中」に分けました。


2011.1.20
このめんどくさいお絵かき掲示板を使っている理由は、スパム対策です。めんどくさいがゆえに、他の掲示板よりもはるかにスパムが少ないのです。めんどくさいですが、どうぞお気軽に書き込んでください。


2011.1.20
お絵かき掲示板に書き込むには、誰かの絵に「返信」するのが手軽です。自分で絵を投稿するときは、最新のJAVAが必要なようです。一枚の絵に20返信で、それ以上投稿できなくなってしまうので、新しく絵を描く必要があります。


2011.1.20
しかし、そんなエンスーな当サイトにも掲示板は存在しています。こちらをクリック。おえかきーず(お絵かき掲示板)です。


2011.1.20
皆様、TBS公式サイトのファンメッセージの書きこみありがとうございました。残念ながら、このドラマ日記には、返信などを書き込む機能はありません。なぜなら、ブログとかツイッターとかの文明の利器はよく判らないので、結局エンスーにHTMLを打ち込んでこのページを作ったからです。


2011.1.19
入院期間は1週間でしたが、医長に相談して退院を早めてもらいました。あまりにも優秀すぎて思考が超スピードの階段5段飛ばしな感じで、ときどき日本語がもどかしくて英語だらけで喋ってしまう医長先生は、花菱先生のお父さん・花菱哲のモデルです。


2011.1.19
そこで病院の看護士さんに相談したところ、個室を取ってくれました。そしてちくやま先生がお忙しい中、機械をいろいろ買ってきてメールの送受信ができるよう設定してくれました。おかげで現場に迷惑をかけることもなく、ついでにこのドラマ日記も、その間もとどこおりなく続けることができました。


2011.1.19
ドラマ日記の影の功労者は、ちくやま先生。ドラマ放送中、私が1週間入院する事になったのですが、脚本の監修が週に2往復ぐらい来ていたころでした。撮影のことはよく判らないけれどきっと現場には時間が必要だろうから私のところで止めるわけに行かない……と思って、いつも夜10時にメールで脚本が来たら、徹夜でチェックして朝イチで出してから寝ていました。しかし入院するとなったら……どうしよう。つづく。


2011.1.19
ドリトル放送終了からちょうど一ヶ月。打ち上げからまだたった一ヶ月? 遠い遠い昔のことのように思えます(しかし、その一ヶ月で仕上げるはずだった仕事がまだ半分しか消化できていないのは、また別のお話)。


2011.1.18
どんなに仕事場に紙があふれていても、ベアブリックの場所だけはきちんと確保しています。しっかりした模型屋の高級フィギュアケースを買ってきて、中身が来るのを待っています。ワンフェスに出品された、私のラノベのフィギュアを入れるのにも使っているものです。紫外線cutなので、樹脂系のフィギュアでも安心して飾れます。


2011.1.18
小説、現在4冊同時進行中。なぜこんなことに。せっかくテレビ雑誌を片付けて仕事場がきれいになったのに、資料やゲラ校や色校があふれかえっています。


2011.1.17
公式HPのファンメッセージ、私もいつも励まされていました。恐らく人生で一番大変だった数ヶ月間を、無事に乗り切ることができました。背中を支えてくれる人がいるから、どんな険しい坂道でも登って行ける。手を引いてくれる人がいるから、安心して前を向いて進んで行ける。皆様の言葉は私にとって、暗い嵐の海にもまれる船の帆柱に燃える、セントエルモの火でした。本当にありがとうございました。


2011.1.17
公式HPのファンメッセージの書き込みは19日までです。お急ぎ下さい。


2011.1.16
5話で瞳さんがドリトルたちに作った豪華料理、脚本段階では「パエリア」でした。いつの間にか瞳さんが本気を出して、豪華料理に。


2011.1.15
今日はちくやま先生と打ち合わせ。


2011.1.14
DVDを予約注文された方や、特に前払いでベアブリックを注文された方は、品物が今どうなっているのか情報が無いと心配になると思うので、それらの出荷が終わるまでは、できるだけこのドラマ日記も続けたいと思っています。


2011.1.14
ドリトルの台本の表紙はご存知のとおり、サファリパークのパンフレットのような色鮮やかな動物たちの写真です。1話の台本だけ、ビッグコミックに載っていた実写シルエットでした。が、後で他の台本と合わせるため、新しい表紙で作り直したそうです。


2011.1.14
ドリトルのドラマDVDが完成したそうです。ベアブリックもDVDも、出荷2ヶ月前に完成するんですね。出版の場合、単行本で1ヶ月前、雑誌で半月前に完成です。でもドラマの台本はロットが少なく流通もしないので、完成した翌日には刷り上って配布されていました。


2011.1.13
ホノルル動物園で、ライオンの頭蓋骨が展示されていました。たてがみがすごいので大顔面に見えますが、意外に小顔。とはいえ、噛まれて勝てる気はしません。


2011.1.13
ライオンに食べられかけた、餌差餌店の跡継ぎは風斗君。ペットフードの店なので、フード→風斗。恐らくちくやま先生も知らない秘密。


2011.1.13
早乙女太一さんが演じた広樹君、原作では女の子で名前は兼子みね子。ネコだから。「ネコにも描けるマンガ教室」の主人公は、5年生の金子音々子(ねねこ)。ネコだから。


2011.1.13
ジュニアノベル「ネコにも描けるマンガ教室」2/9にポプラ社より発売。ドリトルの脚本の監修と時期的にぶち当たって、何度も中断しながら監修と交互に進めて大変でしたが、やっとここまで来れました。


2011.1.12
朝市丼はウニ・ホタテ・イクラの詰め合わせ。ドラマのドリトル先生が食べているのはたぶんシーフードヌードルなので、シーフード詰め合わせは嬉しいかも。


2011.1.12
ビッグコミック巻頭の、お取り寄せ逸品名品大プレゼント。函館朝市丼セットをおすすめしているドリトル先生がしれっと「宴席でも食卓でも華やかに彩ってくれそうだな」と言っていますが、ケーキスープを食べる人がどの口で言うのかと。


2011.1.12
実は6話に出てきたイノシシのモモコ、もちろん特殊造形なのですが、私は中身は発泡スチロールか何かかと思っていたのですが、本気で重かったようなのです。それをドリトル先生と富沢教授でヨイショヨイショと運んでいたので、「イノシシでもアレなのに、クマなんて無理!」ということでしょうか。


2011.1.12
ビッグコミック掲載中「眠らない熊」は、熊のお話。6話のイノシシのときに番宣に出ていた石坂浩二さんが「クマは出ないんですか?」と聞かれて「大きすぎますから」と答えられていました。馬だって出たのに、大きすぎたら何がいけないんだろう……と、思われた方も多いのでは。


2011.1.11
カウンターが299,999でした。


2011.1.11
あすかが来たことで、そんな鳥取動物病院の受付にフェルトの可愛いツリーが置かれた様子も、優しい寓話。エンペラーやHACの豪華なツリーとは違う、手作りのささやかなツリーが幸せそうでした。


2011.1.11
どんなに時代が流れても、どんなに世の中が変わっても、いつもそこにいてくれるぶれない確かさ。鳥取動物病院の古めかしい外観は、ドリトルという人物の寓意となっていました。


2011.1.11
犬の日を決めたのはペットフード屋さん。ペットフード屋さんといえば、原作7巻「大きな夢」の餌差餌店。ここで少し語られたドリトルのスタンスが、ドラマのラストで、短い言葉とともに鮮やかな映像として繰り広げられたのは怒涛の感動でした。


2011.1.11
今日は犬の日。ではありません。正解は11月1日。11月11日でもありません。猫の日は2月22日なのに。成人式とかぶらないようにだろうか……と考えたのですが、ハッピーマンデーより犬の日の制定のほうが先でした。


2011.1.10
若山弥生、春らしいすてきな名前です。若い父親の目に、幼い息子を抱くその姿は、春の女神・佐保姫のように見えたことでしょう。


2011.1.10
ドラマ5話で霧江さんが瞳さんになったのは、「え」のつく名前が少し年かさに感じられるので、同じ話におばあさんが出る都合上、ややこしいからです。そして飛子おばあさんが弥生おばあさんになったのは、名前にかなり無理があったからです。トビウオの卵的な。


2011.1.9
今号のビッグコミックの大隈さんはもちろんクマだから大隈さんですが、息子の裕也の元ネタもクマに由来していると見抜いた人はかなりすごいと思います。能の演目にもなっている熊野(ゆや)は人名で、平家物語に出てくるお姫様です。


2011.1.9
4話のパピヨンは、原作がパピヨンでパピーですが、飼い主関係の設定が変わったのでエリに。飼い主の蝶野さんは、パピヨン(蝶)から蝶野でしたが、もっとよくある名字にするため堀内さんに。ところが、原作では数学者という設定だったので物理数学っぽくタキオン(光よりも速い仮定上の粒子)をもじって多喜雄と名づけましたが、こちらは数学者設定が無くなったドラマの堀内さんも多喜雄のままです。


2011.1.9
原作とドラマで名前が変わっている人がいるのは、7話の広樹君のように性別が変わっていたり、家族設定が変わっているほか、私がもじりでつけている名前があまり一般的ではないものも変わっています。


2011.1.8
話がそれましたが、ビッグコミックの話。今回は熊が出てきます。この秋、どうして熊がたくさん捕獲されることになったのか……お子様もぜひ、ご一緒にお読みください。


2011.1.8
拙著「免疫学がわかる」(技術評論社)で作画を担当してくださった真右衛門先生の「ガチ博士のヤンキーラボラトリー」、基本は楽しいコメディ漫画なのですが、ときどき人類のルーツの深い暗い穴を高い所から覗きこむような、科学特有のくらくらしためまいと背筋がぞっとする感覚を感じさせられる傑作です。


2011.1.8
動物行動学、文化人類学、遺伝学、分子生物学、全ての道は「人間(自分)とは何か」を知ることに向かっていると思います。人類のルーツであるアフリカに憧れるドリトルの澄んだ瞳は、自分自身を見つめているのかもしれません。


2011.1.8
ビッグコミック最新号、10日発売です。表紙はゲゲゲの水木しげる先生。私がゴルゴの原作を書き始めたころにパーティでお会いしたとき、文化人類学の話をきっかけに、これから始まるフィールドワークの計画や壮大な夢の話を聞かせてくださいました。それはそれは壮大な夢でした。


2011.1.8
昨日のフジテレビの「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦」、ハイキングウォーキングさんがドリトルのコントをしていました。冒頭、犬の舌をべろんべろん引っくり返している時点から丁寧に刻んできて、「それって日本円で幾らですか」が綺麗に入って感動しました。すごく面白かったです。矢ガモかわいすぎ。


2011.1.7
受験生の皆様に、ひとつアドバイス。毎年言ってる気もしますが。試験会場に、お弁当といっしょに小さいおまんじゅうを持っていきましょう。紅白饅頭みたいなやつでいいです。休み時間ごとに、それを補給。血糖値が上がるので、脳がフルスロットル出せます。コーヒーは頭ははっきりしますが利尿効果もあるので、試験中にトイレに行きたくなってイライラする危険もあり。飲みすぎは禁物です。みんなの夢が、叶いますように。


2011.1.7
ドラマがあまりにも細かく作りこまれているので、それぞれの役者さんが実在していることを理解しているにも関わらず、ドラマの世界の人たちも今もまだ世界のどこかで生活しているような気がする、不思議なパラレルワールド。7話の広樹君は、来週いよいよセンター試験だなあ……とか、順平君は優秀なので全然心配してませんが、広樹君は心配になってしまいます。大丈夫だとは、思うけど。


2011.1.6
原作のドリトルは大学生時代は裸眼でしたが、ドラマでは黒いセルフレームの眼鏡でした。この黒眼鏡がいかにも理系大学生っぽくて、さりげなく当たり前のようにハマっているのですが、じつは現場ではドリトルの大学生時代の暮らしぶりからさらにそれよりも過去の設定にまでプロファイリングをさかのぼって、みんなでかなり話し合って決めた……と、後で小栗旬さんにお聞きしました。どんな小さな1カットにもキャストとスタッフの全総力が結集された、本当に丁寧に作られたドラマなので、何度見ても新しい発見があると思います。


2011.1.4
ドリトル先生の初詣のお賽銭は1001円の小切手か。


2011.1.4
ドリトル先生の車のナンバープレートが「1001(じゅうい)」なのは、ドラマオリジナルの設定です。ドリトルの本名が健一なので、原作者のくせに「せんいち? けんいち?」とミスリードされたのは秘密です。


2011.1.3
病気も治ったし掃除も終わって、やっと仕事のエンジンがかかってきました。お正月休みがもうあと3日あればいいのに。


2011.1.3
一番最初の企画書が出てきて、懐かしかったです。豪華な台本とは違って、ホッチキスとじのぺらぺらのコピー用紙……。全てはここから始まったんですね。


2011.1.3
放映中にたまったドラマ用の資料やTV雑誌などを積んだら、1メートルを超えました。お正月休み中に、頑張って片付けました。


2011.1.1
中国・九州地方に展開するスーパー「イズミ」で配っている「生活旬祭」という無料情報誌、今月号にドリトル単行本の紹介が載っています。単行本の写真なのでドラマと直接関係は無いのですが、旬という字が入っている本にドリトルが載るのが、正月早々縁起が良いような気がします。


2011.1.1
NG集の絶滅生物のところのセリフ、監修に回ってきて私が数値データなどを微修正したところでした。文字で書いてるときには、読みにくさに気づきませんでした。余談ですが、「手術中」は、音読しにくい上に、ローマ字でもカナでもタイピングがしにくいという無敵の単語だと思います。


2011.1.1
ノベライズ「獣医ドリトル」がたくさん売れたら、の話ですが、何やら次の計画を漏れ聞きました。


2011.1.1
締め切りで打ち上げに行けなかったちくやま先生。NG集を見て、「久しぶりにドリトル先生たちに会えましたね」とおっしゃっていました。まだ最終回から2週間も経ってないんですが、年をまたいだせいか、確かに久しぶりっていう感じです。でも3月のDVD-BOXで、また会えますよ。


2011.1.1
NG集、立派な大人をこう表現するのが適しているかどうか判りませんが、お三方ともすっごく可愛かったです。


2011.1.1
あけましておめでとうございます。今年も獣医ドリトルをよろしくお願いします。ドラマ日記も、もう少し続きます。


2010.12.31
NG集のCM、ドリトル先生が天を仰いでいました。


2010.12.31
明日はNG集です。お楽しみに!


2010.12.31
大晦日です。除夜の鐘をつきに行った余力で初詣、が毎年の定番。今年は神様が大サービスしてくれすぎているので、お参りでまた願い事をするのが申し訳ない気がしますが、やっぱり切実にお願いします。溜まってる仕事が早く終わりますように……。


2010.12.30
お正月1/1(土)18:30~20:54、TBSの「JNN総力蔵出しSP こんなの見たかった!超ブッ飛び映像祭2011」で、獣医ドリトルのNG集が流れます。年賀状の返事を書きながら、ぜひごらん下さい。


2010.12.29
3月といえば、忘れちゃならないベアブリックの受け取り日。本体は1月に仕上がってくるそうです。ロッピーで予約された方は、大掃除でうっかり引き換え券を捨てたりしないようにご注意ください(引き換え券を無くしても、お店で照会してくれてちゃんと商品を受け取れますのでご安心ください)。


2010.12.29
フォトフレームストラップのデザインが、上品で可愛くて良いですね。もう少し大きかったら、改造してパスモ入れや診察券入れにしたいところ。


2010.12.29
3/16に発売の、ドラマDVD-BOX。TBSのショップで買うと割引価格にはなりませんが、特典がつきます。TBSオリジナル特典は、合皮製のフォトフレームストラップ。ペットの写真を入れても良いですが、ペットの年齢、品種、血液型やアレルギーや既往歴などを書いたメモを入れておけば、突然動物病院に行く事態になったときにも安心です。


2010.12.28
ちくやま先生が、ドラマ獣医ドリトルを振りかえって。「あの将棋の置物って、ああやって飾るものだったんですね」3話の門田家の骨太なオブジェについて。あれはなんか、ものすごく絶妙で良かったですね。


2010.12.28
今日は仕事おさめです。仕事、おさまりません。来年まで持ち越しです。鬼も笑ってる場合じゃありません。


2010.12.27
帯の写真は社カメさんが撮った写真で、編集部で可愛いと大評判だった一枚。クランクイン直後ぐらいの夏服が、懐かしいですね。実はこの写真の部屋には、ドリトル先生の白衣がずらっと6枚、引っ掛けられていました。夏服でいっそう華奢な井上真央さんの後ろの巨大白衣、身長差や体格差が萌えるな~あすかドリトルの白衣を干したりしないかな~……と思っていたら、ドリトルとあすかの術衣のツーショットシーン。素晴らしかったです。


2010.12.27
ジュニアノベル版「獣医ドリトル」の帯の推薦文を書いてくださったのは、井上真央さんでした。ありがとうございました。キラッキラの大きなお目目、間近で見ると綺麗すぎて、ビックリして固まってしまいました。


2010.12.26
緊迫したドラマの中で、藤澤恵麻さん演じるルミは、いつも相手に踏み込みすぎることなく、じっと見守っていました。それは、本当の強さと優しさがなければできないこと。花菱がどんなに荒れても側にいたルミ、いつか一緒にシーフードレストランに行けますように。


2010.12.26
今日は小栗旬さんと藤澤恵麻さんのお誕生日です。お二人は生年月日、ぜんぶ同じなんですね。


2010.12.26
まだノロウイルスなう。でも、昔からドリトルのファンでいてくださっている大切な方からご連絡いただけて、気力が出てきました。本当にありがとうございました。雪道にはお気をつけて!


2010.12.24
せっかくのイブなのにノロウイルスなう。助けてドリトル先生(涙)。


2010.12.24
ジュニアノベライズ版「獣医ドリトル」本日発売。表紙デザイン、ふだん大人の男性向けの超シブい雑誌を作っているビッグコミック編集部のおじ様たちが、「カワイイ?」「カワイイ!」と、思わずちゃお編集部に迷いこんだかと錯覚してしまう勢いで、ものすごく頑張って作りました。ぜひごらん下さい!


2010.12.23
打ち上げでみんなで観た最終回。隣で観ていたmiwaさんが涙をぬぐっているのを見て、私も目頭が熱くなりました。こんな素晴らしい作品作りに参加させていただけて、本当に良かったです。


2010.12.23
クリスマスの飾りを買いに町に出たついでに、やっとTVぴあ12/18→号を発見。どこに行っても売り切れていて、もう手に入らないかと諦めかけていた矢先でした。いつも楽しみにしていた「獣医ドリトルみどころ日記」の最終回は「最終回だワン」。バルザックの独白ですが、かなりじわっと来ました。最終回の後の時間を想像できるような、優しい文章。いつもすごく丁寧に書いてくださって、毎回楽しみに読ませていただいていました。ありがとうございました!


2010.12.22
ジュニアノベル「獣医ドリトル」のあとがきは、どっさり12ページ分のドラマ裏話。帯にはあのお方。ドラマを見てくださった皆様、3月のDVD-BOX発売まで、しばし余韻をお楽しみください。


2010.12.22
24日はジュニアノベル「獣医ドリトル」が発売です。さすが小学館というべきか、総ルビなので小さいお子様にも読みやすくなっています。ドラマ視聴者の方、漫画読者の方、またはこれからドリトルを知りたい方、皆様にお勧めできる優しい物語になったと思います。表紙は可愛い子犬で、緑の背景と赤い文字が鮮やかなクリスマスカラー。金色のリボンをかけて、動物好きのお子様へのクリスマスプレゼントにいかがですか?


2010.12.22
25日は単行本「獣医ドリトル(9)」の発売日でもあります。普段のペースなら2月か、速くても1月に出すペースですが、ドラマが終わって寂しい視聴者の皆様に少しでも早くお届けしたいと、編集部、印刷所、何より単行本作業をちくやま先生が頑張られました。原作スタッフ陣からの、汗と涙のクリスマスプレゼントをお受け取りください。


2010.12.22
25日はビッグコミック最新号の発売日です。前回、手術が必要にも関わらず「輸血ができない犬」を任されたドリトル。この難題にどう立ち向かうのか。


2010.12.21
打ち上げは、テレビのスタッフの人が司会進行をしていました。「かんぱーい!」と乾杯して、その直後「ちゃららららららん」と流れてきたのがグッバイのイントロ。目の前にスタッフロールの幻が見えました。


2010.12.21
ドラマ放映中は、CMなどでしょっちゅう「グッバイ」が流れていました。しかし、ドラマは終わったはずなのに突然テレビから「グッバイ」が聞こえてきて、びっくりしてテレビを見たら、小田和正さんの全国ツアーのニュースでした。


2010.12.20
ちくやま先生とアシスタントさんたちもドラマを毎回楽しみに観てくださっていましたが、マンガの締め切りが年末進行で押していて、どうしても打ち上げに来られませんでした(年末年始は印刷所が閉まってしまうのです!)。けれど今日、ちくやま先生の仕事場にうかがって、打ち上げの模様を報告してきました。ちくやま先生への伝言をいただいたスタッフ・キャストの皆様、きっちりしっかりお伝えしましたよ~!


2010.12.20
ドラマが終わったらドラマ日記はどうしようと思っていたのですが、監督が読んでくださっているとお聞きしたので、もうちょっと続けることにします。DVDボックスの発売日は3/16。特典映像がたっぷり入っていますように。


2010.12.20
ドラマの打ち上げは、今まで私が経験した学会のパーティとも出版社のパーティとも、もちろん結婚式のパーティとも違っていて、次々に繰り広げられるイベントに心を奪われているうちに、あっという間に時が過ぎて、十分なご挨拶に伺えませんでした。スピーチも突然だったので、言葉足らずになった部分も多いのですが、本当にキャストの皆様、スタッフの皆様、すべての皆様に感謝しています。本当にありがとうございました!


2010.12.20
最終回は打ち上げをかねて、キャスト・スタッフの皆様とともに観ました。CMの間には冗談と笑い声が上がり、でもドラマが進んで行くにつれ、あちこちで涙をぬぐわれる方の姿が……。最後は、割れんばかりの拍手が上がりました。


2010.12.20
昨日の獣医ドリトル最終回、いかがでしたか? 自分が原作をしている物を名作と呼ぶのは手前味噌のような感じで、今まではばかられていたのですが、でもやっぱり。たとえ自分が原作していなかったとしても。名作でした、獣医ドリトル!


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